True-answer-produce バイナリーオプション Platinum-Edition 遠藤龍時の評判

こんにちは！お元気ですか？

最近は雨が少ないのでもうすごい夏らしくなってきてますよね。娘がもう毎日浮かれてきているのが手にとってわかるようになってきました。

大人にとって夏休みが夏休みでない、つまり休日や祝日が歳を取れば取るほど浮かれなくなってくる理由が良くわかります。(苦笑)

働けど働けど楽にならざりけり。じっと手を見る。(笑）

さて、本日の商材はこれです！！！

商材名 : True-answer-produce バイナリーオプション Platinum-Edition
販売元 : 遠藤龍時
電話番号 : 03-6822-0241
メールアドレス : infotanw05@yahoo.co.jp
住所 : 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-48-10　TOP阿佐ヶ谷203
URL : http://trueanswerbo.web.fc2.com/intpbo/index.html

バイナリーオプションをビジネスモデルとした商材です。ダウンロード版49ページをinfotopから販売しています。

バイナリーオプションとは？

外国為替証拠金取引（FX)を利用した金融商品なのですが、FXの場合はもちろん「買い」でエントリーするか「売り」でエントリーして値動きがそれに見合った方向に動けば「利益」、反対に動けば「損失」となるのですが、その損益額は値幅に寄って決まります。

しかしバイナリーオプションとはある特定の時間に「上がる」か「下がる」かを予測するだけであり、損益額は値幅でなくその時に出した金額で決まります。

簡単に言ってしまうと「丁か半か」の世界です。それに幾ら賭けたかで利幅が決まります。

もちろん値幅によって利益か損失かを確定する部分はFXと一緒ですが、レバレッジもないので追証がなく損益額が固定されるので初心者が始めやすい金融商品として当初はとても人気があったようです。

バイナリーオプションは稼げるのでしょうか？

普通に統計学等を勉強されている方ならすぐにわかると思いますが、バイナリーオプションは賭事と同じであって投資と考えないほうが良いということです。

まずは「大数の法則」にあります。

バイナリーオプションは「上がる」か「下がる」かだけを予測する商品です。確率論的に考えれば、勝負をすればするほど勝敗は５０％に近くになります。ということは「期待値」はプラスマイナスゼロということです。

ところがこういう商品(賭事)には胴元が存在します。ここで言うならば証券会社です。彼らは勝った場合は手数料を取ります。証券会社にも寄るのですが、大体１０％前後と考えて良いです。

バイナリーオプションの場合は勝った場合は２倍、負けたら掛け金全部没収です。なので期待値50％だとプラスマイナスゼロになります。しかしながら手数料を引かれるので、ここでは１０％と考えてみると利益率は1.8倍になります。

百万円を元手として100回取引をして５０回勝って50回負けたとします。掛け金は一回10000円とします。

10000円✕50✕1.8倍=90万円(利益)

10万円損をしていますよね。このように「大数の法則」から考えると「勝てない」手法であると証明されるのです。

ということは勝率を上げていかないといけないのですが、時間の制約があるバイナリーオプションでは非常に難しいとされています。

「1分後」「５分後」「10分後」と指定した時間の値を予測しないといけないのです。長期トレンドでは上昇や下降の流れがあってもそこには必ずノイズが存在します。株式の手法で言う「戻り売り」や「押し目買い」を使う時の値動きなどが良い例です。

FXならば期限がないので含み損を抱えていてもレートの戻しを待つことも可能です。しかし期限があるバイナリーオプションでは短い間のその「一点」を予測しないと行けないというのが投資と言わずにギャンブルだと多くの方に言わしめる所以だと思います。

バイナリーオプションとはそのノイズやダマシを予測するゲームだと言って過言ではありません。

FXには多様な要素が存在するため、柔軟性も高いので戦略も多種多様に作る事が可能です。特に言えるのは５０％以下の勝率であっても利益を上げることがFXでは可能なのです。

「FXより簡単」「初心者でも勝てます」と謳っている輩が多いですが、証券会社の思う壺です。バイナリーオプションは長期的に５０％以上の勝率を求められ、時間に制約があり柔軟性のない手法なので初心者でなく上級者向きと言えるでしょう。

でもどう考えてもFXの方が儲かるとわかっているのですから、上級者はバイナリーオプションには手を出すことはないでしょう。ギャンブルとして割り切ってゲームを楽しむだけでやっている上級者はいると思いますが。

ちょっと話は脱線しますが、競馬というのは元々お金持ちの人達のゲームとして始められたものです(胴元はかなり儲かったと思いますが)。彼らは有り余るお金があるので、「暇つぶし」「エンターテイメント」的なゲームとして競馬を楽しんでいました。それこそ彼らは負けて掛け金が吹っ飛んでも痛くも痒くもないのです。エンターテイメントが少ない時代でしたからゲームを楽しむ所として存在していたのです。競馬で稼ごうとは全く思っていなかったでしょうね。

単純なゲームほど勝つのが難しいです。コイントスの賭事と麻雀ならばどちらが勝てると思いますか？単純なゲームほど戦術が組み立てられず運に左右されやすいものなのです。

そしてお分かりの通り胴元がテラ銭を取っていくようなビジネスモデルなので、総合的に判断して「マイナス・サムなゲーム」、ギャンブルの要素が強いのがバイナリーオプションなのです。

この商材について

この商材もそうですが、最近は短いセールスレターが多いですね。長い、そしてやたら情報が多いセールスレターに比べたら良心的だとは思いますが。

商品コンセプトやロジックがある程度明確なのは良心的だと思います。

１. ラダー取引とタッチ取引
２. 投資理論
３. 投資理論その２＆収支理論

特に損切りや長期目線での結果を重視しているようでその点は買っても良いのですが、バイナリーオプション一回一回が非常に短期限定の取引なので「丁か半か」の世界でFXや株式で使われる手法が果たして当てはまるのか正直疑問に思います。

また完全裁量トレードなのでやはり個人個人の実力がものを言うようなので、初心者には「まぐれ当たり」があっても長期的に利益を上げるには相当な資金と忍耐が必要になってくるでしょう。つまり負ける時期が長くなるということです。

FXや株式もそうですが、儲かっている人の大半が一度や二度の苦しい経験を経ている方々ばかりです。

この商材はオススメですか？

バイナリーオプションをビジネスモデルとした手法は基本的にどれもオススメしません。先述したとおりバイナリーオプション自体がかなり難しいトレードなので本当に利益を上げられる確率はとても低いと思います。

それに安易にリスクの高いビジネスモデルに誘導するような商材は絶対にオススメしません。そういう意味ではこの商材は説明不足です。

セールスレターにも実践の証明も出ていてそれなりに信用しても良いのかも知れません。Youtubeにも実践証明動画が載っていますが、同じように出来るとは全く思いません。先述したようにこの商材の手法は完全裁量トレードですから例えロジックが分かっていてもトレードする本人の裁量一つで全てが変わるのです。

つまり損切りなど負け込んだ時にルールをひたすら守れる心理的強さと豊富な資金がない限りはオススメしません。

特に心理的強さを学ぶには相当な経験が必要になる方々が殆どだと思います。もし書籍や知識だけでメンタリティを強くできる人はこの手のビジネスでは天才的な能力を持っていると言えるのですぐに始めたほうがいいです。(笑）でもそういう人はもっと違ったビジネスモデルを選んでいると思いますが。(笑）

この商材はロジックは教えていますがメンタリティの鍛え方は教えていません。メンタリティまで教えている商材は本当に少ないですが(実体験でしか学べない事が多いからかも知れません)、その点がFXや株式も含めリスクの多いビジネスモデルには一番必要になってきます。

それだけでなくバイナリーオプションは稼げる要素が少ないので他のビジネスモデルをオススメします。

それでもどうしても買いたいのであれば自己責任でお願いします。23000円なので失敗したとしてもそれほど痛くもないでしょう。でもそれで始めたバイナリーオプションでの損失額の方がかなり痛いとは思います。だからオススメしないのです。

「オススメしない」の連続でした。(笑)

「十分なリターンを得るために、何かの専門家である必要はない。それより重要なのは、自分の限界を認識することと、うまくいく合理的な方法を選択すること、そして物事をシンプルにとらえ、ホームランは狙わない、すぐに確実にもうけられるという話には即座にノーと言うことだ」-ウォーレン・バフェット「投資の基本原則について」